健康食品の選び方
選び方とポイント | |
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➀製造に関する 安全規準。 日本の健康食品製造工場は世界でもトップクラスの安全規準が設けられています。 |
1. ラベルに製造者、或いは製造に関する固有記号が示されてある商品を選ぶ。 例 (株)○○○○NF NS NZ←このアルファベットが固有記号です。 日本国の安全規準を満たした工場で製造された証明となります。厚生労働省へ届け出の証明ともなります。 2. パッケージに原材料成分表示、成分含有量が書かれているものを選ぶ。 3. 合成着色料、保存料、香料などの含有量が少ないもの、あるいは使われていないものを選ぶ。 |
➁ 商品の選び方(主成分の含有量) | 例、錠剤型、顆粒型、カプセル型、液体型、 例、1錠のグラム数ではなく、1錠の中に自分が必要としている「主成分が何mg入っているか」が大事です。 例、1錠300mgの中に 10倍濃縮エキスが30mg入っているとしますと原形物が0.3グラム(300mg)入っており、それが100錠入りだと0.3g×100錠=30グラムの原形物が入っています。 原形物のグラム数が判れば購入価格の目安になります。 各健康食品商品は、見ただけでは解りませんので製造メーカーや販売元、販売店などに質問してから購入するようにしましょう。 |
➂ 中身の原料 タイプを知る。 |
1. 原形をただ粉末にして錠剤・顆粒などにしている商品。通常、何々末、原末の表示、あるいは表示が無い 2. 熱水抽出のエキスを使用している商品。(通常、エキスの表示) 3. エタノール抽出エキスを使用している商品。(通常、エキスの表示) 濃縮エキスの場合は何倍濃縮なのかを質問するとよいでしょう。 |
➃ 健康食品にはどんなタイプの商品があるの? | 一般に販売されている健康食品には、「原形タイプ、錠剤タイプ、ソフトカプセルタイプ、顆粒タイプ、ハードカプセルタイプ、飲料タイプ、液体タイプ」など様々な商品があります。原形タイプは自然に採取された形であり、一般的に判り易いでしょう。 |
➄サプリメントには何が加わっているの? (他の含有成分) |
錠剤タイプ・顆粒タイプ・ソフトカプセルタイプは結合剤、充填剤、希釈剤などを使わなければ、圧縮して固めることはできません。 (結合剤・充填剤・希釈剤といったものはラベルに記載しなくてもよいことになっており、大抵は記載されていない) 液体タイプ、ビン飲料タイプ・レトルトパックタイプも同様で一般的に見分けがつかないので、メーカーや販売元、販売店などに聞いてみましょう。 |
➅ 錠剤・顆粒の 製品 |
1錠あるいは1包中に5%~最大90%(成分の種類により) の原形粉末や濃縮成分を入れることが可能で、あとは結合剤・充填剤を使い圧縮して固めます。 (通常は成分1対結合剤1の割合、あるいはそれ以下の商品が多い) |
➆ ソフトカプセルの 製品 |
ソフトカプセルでは成分が最大で30%に対し、固めるためにその他を70%入れなければ作ることが出来ません。 例 1カプセルが300mgとしますと成分は最大で30%の90mgということになります。 ソフトカプセルの市販商品では、通常、成分を10%入れていることも多いようです。 |
➇ハードカプセルの 製品 (2つに割れるカプセル) |
輸入商品(または日本国内製品)などにもよく使われているハードカプセル商品にはエキス(末)と表示していても原形成分を粉末パウダー状にして詰めていることも有る為、質問してから購入するようにしましょう。 参考例 濃縮エキス類の見分け方は非常に難しいです。 ★見分け方、一つの方法★ ハードカプセルを二つに割り、中の成分をコップの水によく溶かし5分~10分程度置いておきます。原形成分をただ粉末にしている場合、 少しは溶けますが沈殿物(粉)が多く残ります。 濃縮エキスを使用している場合。(沈殿物はタール状) 沈殿物=濃縮倍率によっても違いが有りますし、また、よく溶ける製品の場合でもデキストリン等を多く入れて水に溶けやすくしていることもある為、濃縮エキスの含有量なども質問することがよいでしょう。 色や味、苦味、溶け方、沈殿物(粉かタール状)、なども含め、参考の一つにしましょう。 |
➈ 購入に際しての 問題点など |
日本国内の商品については「製造メーカー、販売元、販売店」の住所や電話番号が大抵は書いてあり、クレームや交換、返品などについても本人自らが行うことができるでしょう。 ●個人輸入商品については、日本では認められていない放射線殺菌、有害添加物使用など問題が発生した場合、 クレーム、返品、交換などの交渉は簡単ではないことなども考慮し、自分自身が納得して購入するようにしましょう。 |