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茶の紀元
貴重な遺伝子資源(新薬開発へ)!! アマゾン薬用植物探索へ!!
秘境アマゾンには新薬と成り得る遺伝子資源が眠っている!!
緊急を要するような事態には西洋医学が飛び抜けた力を持っています。
外科手術、放射線治療、化学療法、抗生物質、化学合成薬、どれもが切れ味鋭く、且つ即効性があり、誰もが納得する治療です。
今後も近代医学治療の主役であることは間違いありません。
しかしながら西洋医学がパーフェクトかとなるとそうではないと言わざるをえません。
それは西洋医学万能の時代でありながら、癌の死者数は増加の一途ですし、薬剤(化学合成薬)や抗生物質の使い過ぎによるMRSAなどの薬剤耐性菌の出現、さらに新種の病気や未知なるウィルス、菌の出現がここ近年に頻繁に発表されるようになりました。
相手(ウィルス、菌、悪性細胞、他)を強く叩けば叩くほど相手もまた生き残るすべを見付け薬剤が効かなくなるということがよくあります。
このことから近年、欧米の研究者は自分達が先導してきた西洋医学治療だけでは治せないことに気づき、南米(先住民族)やアジア諸国の伝統的医療(祖先の知恵)を見直すきっかけともなりました。
(下記、ナスカ社リサーチより)
ガンの死者数 (日本) |
糖尿病患者数 (推定) | C型・B型肝炎感染者数 (推定) | |||||||||||||||||||||||
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NHKテレビ特別番組で医療では世界最先端のアメリカ国立ガン研究所の「ゴードン・クラッグ博士」の話から。
我々は地球上 の生殖物、海洋生物、バクテリア、菌類を60万点保有し研究してきたが癌やエイズなどその他細菌性の病気に対して特効薬と成りえるものは無かった。
しかしアマゾンの植物はまだ1%しか研究していない。
残りの99%の中に特効薬の基になる遺伝子資源が発見される可能性が非常に高いのです。
(現在世界で使用されている薬剤の25%は植物から抽出した成分を化学合成したものなのです) ゴードン・クラッグ博士談
下記新聞によると「日本人(縄文人)と南米アンデス人」が同じルーツだということです。
このことから南米原産のハーブもまた日本人の体質にとてもよく合うことが判ります。
人類と茶との出会いは極めて古く中国の著書「茶経」(760年頃)では紀元前2700年頃とされています。
また、中国漢方医学の祖で伝説的神である神農が茶葉を使って病気を治したという記述も残っています。
このようにお茶は最初「薬」として利用されていました。
日本の茶の歴史では、遣唐使や僧侶などが中国から持帰ったとする説が有力で、書物によると729年に宮廷でお茶が飲まれていたことが示されており、このことから奈良時代には日本に伝わっていたと考えられています。
お茶は当初から薬として利用され、非常に大事な貴重品として宮廷人や京の貴族などごく限られた人しか飲めませんでした。
その後、僧侶栄西によって茶が広まり、著書「喫茶養生記」の中で「茶は養生の仙薬なり」と記しています。
仙薬とは色々な成分が入っていて、それが相乗作用して効果をあげるもののことで、栄西は「薬は1つの病気にだけ効くもの、茶はいくつもの病気や万病に効く、あるいは予防するもの」の観点で茶の効能を説いています。
お茶が一般庶民の口に入るようになったのは江戸時代からで、この頃から茶は嗜好品という認識になってきたようです。
アマゾン地域でも古代から植物の樹皮や葉、根などを煎じた茶は薬として利用され、伝承されてきました。
近年になり先進国の研究機関がアマゾン植物に注目し研究の結果、多くの薬効成分が発見されています。
南米アマゾンのジャングルにはカビやコケを寄せ付けない(殺菌力が非常に強い)植物が数多くあり、現代の医学治療に役立つ物としてさらなる研究がなされています。 つづく。